中学2年生の学習が、高校受験を左右すると言っても過言ではありません。
以下に挙げるように内容も多くなり、中学3年生の学習内容との関連からしても、この時期にサボってしまうとそれを取り返すとは至難の業です。

〔英語〕
時制、助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態など学ぶべき事項が多く、それにともない覚えなければならない連語や単語も多くなります。また、動詞は不規則動詞の変化(過去形だけでなく過去分詞形も加わります)等々

〔数学〕
連立方程式、一次関数とグラフ(それに関連して直線の式)、合同と証明、確率とこれらはいずれも中学3年生の学習へと繋がってきます。特に一次関数は多くの生徒がつまずきやすく、また証明問題は今までの数学とは少し違った者のように感じるようでやはり分かり難く感じるようです。

〔国語〕
文法では、名詞・動詞・形容詞・形容動詞・副詞・連体詞・接続詞・感動詞、助詞・助動詞と品詞ごとに全てを学びます。漢字は中学3年間で1130字を習いますが、単純に三等分すると380字くらいになります。教科書に出てきてから覚えるのでは、受験には間に合いません。できれば中学2年生のうちにほとんどの漢字を一度は勉強してしまうことが必要になります。

〔理科〕
オームの法則による電流・電圧・抵抗の関係や電流が作る磁界(電磁誘導)、化学式を使った化合と分解、化学変化と質量など、また、動物の分類、生物の進化、そして気象(気圧と風・飽和水蒸気量・天気の変化など)

〔社会〕
歴歴型の場合は、原始・古代から近・現代(一部は中3で)まで全ての時代を学習します。
地歴型の場合は
地理は日本の各地域の地理と日本と世界のとの結びつきそして、地図の読み取り方など 歴史は後半部分ですから、江戸時代から近・現代史
を学びますが、特に現代に近くなるほど内容が詳細となり、また中学3年生で学ぶ歴史とも関連してきます。