今回は『軽食サービス』(中学3年生のみ)について

●目的は?

部活動と学習塾への通塾といのは、部活によっては時間的に厳しい場合が多々見られます。「夕食を食べてから塾に来ると遅刻してしまうし、夕食を食べないで塾に来ると死ぬほどおなかがすいてしまうし……。」とそんな声をよく耳にしました。

そこでせめて中学3年生にだけでも、夕食を食べずに塾に駆けつけてもらって、「塾の授業に一コマ目から出てもらいたい」という一心から『軽食サービス』を始めました。

ただ、9月以降は、中学3年生の場合は殆ど部活動を引退してしまうので、ょうきのような意味は失われてしまうのですが、こちらではあまり考えてはいなかったのですが、まさに『同じ釜の飯を食う』そんな仲間意識が芽生え、とても授業の雰囲気が和やかになってくるように感じてます。今ではこちらの方が目的の中心と言っても良いのかもしれません。

●内容は?

一コマ目の授業(18:10~19:00)の終了後、二コマ目の授業開始までの30分間を「軽食」の時間として、妻(英語・国語の講師を兼務)が作る「軽食」を食べてもらいます。

「軽食」というのは、自宅に帰宅されてから、本格的な夕食は食べてもらうにしてもそれまでの繋ぎとして(死ぬほどおなかが空いて、勉強に集中できないことがないように)食べてもらうという意味です。
でも量的に女子の殆どはこれで間に合ってしまうくらいだとご本人たちは言っています。(本当は帰宅後モリモリ食べているのかもしれませんが)

質的には、一食150円で作りますので(かなり赤字の場合もあるようですが)、そんなに高級な物は出してあげられませんが、結構「美味しい」と言ってくれています。皆で食べればおいしく感じるのかもしれませが、妻はそれを聞いてとてもやりがいを感じているようです。

最後になりましたが、食物アレルギーの有無は事前に一人一人にしっかり確認しています。
単に、好き嫌いならなるべく我慢して食べてもらいますが、アレルギーの場合は大変なことになりますから。時には命に関わる場合さえあるのですから十分に注意しています。

●効果は?

上記の2つの目的

  1. 夕食のことを気にせずに、まずは塾の授業一コマ目から出席することができる。
  2. 仲間意識が芽生えて、一緒に高校に合格しようという雰囲気ができあがっていく。

これらはそれなりに達成できているのではないかと思います。

●より効果を上げられる「定期試験対策授業」するために

毎月・毎週ではないにしても、他の学年の中学生や小学生の高学年にも経験してもらえるようにできたらと思います。上記効果の2を期待できるのではないかと考えています。